国借金はどうなっているの！？

「国の借金７２９兆円」と新聞に出ていたことがありました。
簡単に考えても、特殊法人・地方の借金にも借金はある。
これらも含めれば軽く１０００兆円を超える。

まさに想像を絶する金額です。
もちろん先進諸国の中で世界最大の借金額です。情けないですね。
この借金の多さを理由に、過去に日本の国債の格付けが下げられたことはアナタも記憶に新しいのではないでしょうか？

何せ、トヨタやホンダ、ソニーなどの企業よりも日本国の格付けのほうが低いんです。
よくこんな状況で日本は存続できているのか不思議でなりません。

さらに問題は、その借金を日本が返せるのか？ということです。

結論から言うと今の日本のままでは返せません。
近い将来、間違いなく国家財政は破綻するでしょう。

それを避ける方法は一つだけあります。

インフレを起こすことです。
それも半端ではないインフレを起こすのです。

具体策は、日銀が国債を無制限に買うこと。
これは日銀が輪転機をフル回転させて「一万円札」を印刷しまくって空からばら撒くに等しい行為です。

これは結果的に日銀の所有資産の劣化を招き信用力を落とし「貨幣価値の暴落」を呼びます。
こうして無事国の借金は無くなる。

かなり強引です・・・現実味はないかもしれませんね。 国家財政は破綻しないと主張する政治家たちの根拠の一つに「国民の金融資産が１４００兆円ある」からということだそうです。
これは、いざとなったら国民の金融資産を取り上げて借金払うから大丈夫ということなのでしょうか？

他に考えられる方法は４つあります。
　 １，預金封鎖（アルゼンチンと同じです）。
２，金融資産課税（預金そのものに税金をかける） 。
３，お札を新券に切り替える時に強制的に交換比率を下げる（例えば旧一万円札を新一万円札には交換せず８千円しか渡さない　。
４，消費税を２０〜３０％にあげる。
この中で一番現実味がありそうなのは4．の消費税の増税でしょうね。
格差社会が広がってきているので、食料品の消費税の増税は避けてほしいところです。